日本に初めてソープランドが誕生したのはいつ?

日本に初めてソープランドが誕生したのはいつ? ソープランドのルーツとされているのは1950年代に登場した、東京温泉とされています。
しかし、東京温泉では女性によるマッサージやアカスリが行われていたものの、そこに性的サービスはありませんでした。
しかし、その後に登場したサウナでは「スペシャルサービス」と呼ばれるサービスが行われていたのです。
これは「おスペ」とも呼ばれており、手コキによるサービスだったのです。
その後、全国各地に同様のスペシャルサービスを行うサウナが登場し、さらに過激なサービスも行われるようになったのです。
そして、1964年に東京オリンピックが開催されることになり、取り締まりが強化されたのです。
1966年になると、こういったお店は風俗営業法の適用を受けるようになりました。
そして、1969年に川崎で「泡踊り」サービスが行われるようになったのです。
この泡踊りは現在のマットプレイのルーツとされています。
現代のソープランド誕生にはこういった歴史があるのです。

ソープランドはかつて「トルコ風呂」と呼ばれていた

ソープランドはかつて「トルコ風呂」と呼ばれていた 1960年代から全国各地で性的なサービスを行うサウナが増加しましたが、その当時にソープランドという言葉はありませんでした。
当時はソープランドではなく「トルコ風呂」と呼ばれていたのです。
トルコにはハンマームと呼ばれる公衆浴場があり、そこではアカスリやマッサージが行われていました。
これを日本に導入し、マッサージやアカスリを行う東京温泉が誕生したのです。
そして、東京温泉のサービスに対して「トルコ風呂」と呼ぶようになったのです。
その後に性的なサービスを行うトルコ風呂が登場したことから、「トルコ風呂は風俗店」というイメージが定着しました。
しかし、本来のトルコの公衆浴場では性的なサービスを行っていないため、1984年にトルコ人留学生から抗議を受けたのです。
これによってトルコ風呂という名称は使われなくなり、それに代わる名称としてソープランドという言葉が使われるようになりました。
そのため、年配の方の中にはトルコ風呂という言葉を使う方も少なくありません。